家具。(中編)
kawami kenchiku
(前編)で書いた、家具ありき・暮らしありきの設計。
「家具を決めてから住宅を設計すべきだ」
そんな声を幾度か聞いた。
私も同じく思う。
私は職業が大工で
施工本位になりがちだが
暮らし本位になるべきである。
設計のみをしている設計者も、やはりつくり手本位になりがちと思う。世の中をどれだけ客観的に見れるかはどの立場でも大事になってくる。
住まいの中での暮らし(家事・動線・腰をおろす・座り作業・くつろぐ)には家具が密接に絡んでくる。
だから家具を生かす配置・寸法確保・色バランスなど繊細に意識するべきと思う。
建物完成後に家具選びをする場合は、
その建物・間取りに合うものを選ぶ。
理想に近い物で探す事になる。
より良い暮らしを求めるなら逆にしよう!
を推奨します。
ぜひお好みの家具を見付けてから建築屋さんへ行ってみて下さい。
とはいえ、まだ見ぬ空間にどんな家具が良いのかイメージできない方がほとんどかもしれませんよね。
それならばそうお伝えいただければご提案します。徐々にイメージできてくるようやっていきましょう!
そこまでしなくてもいいから任せるって方も、
その状況の中で可能な限りより良いものが出来るようその都度ご質問させていただいて設計・施工に反映させていただいておりますよ。
kawami kenchiku
予告
次回ブログでは家具がどのように設計に影響するか具体例をあげてみます。