家には想いが乗ってる。
kawami kenchiku
リノベーション現場より。
施主さんが現場に来られたときの何気ない言葉が頭に残っている。
「お父さんに見せたいわ」
こちらの建物は数十年前に施主さんのお父さんが建てられたもの。
それを取り壊さずにフルリノベーションしてその子世代夫婦が住む。
うん、なんか良い。受け継ぐ・引き継ぐって良い。
家を建てるって一世一代ですよね。
当時のお父さまが「建てるぞ」と決心した裏側には想像以上の想いがあったと思います。
そんな重い重い建物。
壊せば思い出だけになる。
リノベーションなら姿は変われど残る。
お父さまにも「良かった」と思われる建物にしたい。
kawami kenchiku