「川見建築」からのお願い
【川見建築の家づくりと若い人材へ繋ぎたい想い】
新潟市西蒲区で、48歳と50歳の兄弟ふたりで二級建築士の大工として建築業を営んでおります川見建築です。今日は私たちの家づくりに対する少し変わったこだわりと、これから暮らしに事業者としてどうアプローチしていくかを以下にまとめてみました。
今の時代、色々な事が便利に進化しました。良いこともあればその逆もあると思っています。建築は効率化が進みSNSが浸透し「それなりのお洒落」が物理的にも視覚的にも簡単に実現できるようになりました。しかし私たちは「本物」にこだわっています。墨付け刻みの技術は建築大工として基本となり建物への理解の元になります。それらを理解していなけれ表面だけのもづくりしかできません。この確かな大工技術を土台としながら近年デザインの習得のために勉強を続けています。住宅建築に加えてカフェやアパレルなど店舗建築を複数の方から元請けとして丸ごと任せていただけるようになってきました。
実は私たちは以前から世界的な名作家具やヴィンテージのプロダクトを少しずつ集めていました。なぜただの大工がこれほど家具を持っているかと思われるかもしれません。それはこれらの物から「学ぶ」ために買っています。デザイナーの発想を学び、ものづくりの姿勢を学び、そこに自分たち考えを掛け合わせて建築を生み出しています。自分たちが手掛けた空間が完成したその瞬間にこれら本物を配置します。これは単に見栄えを良くするためでけでなく世界的に認められた本物デザインに何が備わっているかを自ら目で暴き、空間のポテンシャルを最大限に引き出すためです。空間によって暮らしをより良くできると同時に、
私たちにはその先にあるもうひとつ大きな目標があります。
世界の名作に触れて自ら見る目を徹底的に肥やしそこで培ったノウハウを生かして、将来的に「今まだ無名だけれど素晴らしい力を持っている地元のプロダクトや職人」を発掘し、私たちの建築を通して世の中に紹介していきたいと考えています。今はまだ私たち声にそこまでの力はありませんが、まず世界の本物と対峙することでその実力を蓄えている段階です。
(ここだけの話しJean Prouvéのプレハブ住宅を組み立てさせていただいた経験があります。こんな経験ある人は日本に何人いるでしょう。これがどんな物か興味ある方はググってみてください。)
ここで皆さんにひとつ本気お願いがあります。
今、建築業界で若い職人が急激に減っています。しかし私たちはこの「職人の手仕事」と「本物を見極めるデザインセンス」そして「地域の未来を作るビジョン」を次世代を担う若い人にすべて伝承したいと考えています。
もし皆さんの周囲で
「ただ言われた通りにやるだけの作業員になりたくない」
「デザインや家具が好きで一生モノの本物の技術を身につけたい」
「将来新潟や社会にも貢献できるような面白い仕事がしたい」
という熱意を持った若い方がいらっしゃいましたらぜひ紹介していただけないでしょうか。経験有無問いません。私たちが責任を持ってモノづくりの本質とおもしろさをイチから教え込みます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
