大工とつくる家。川見建築

川見建築

ブログ

地産地消(川上)。

kawami kenchiku

 

 

地産地消。

 

 

 

だけに拘るわけじゃないけどそれが軸になればいい。うん理想的。

 

 

 

 

先日、川見建築として

【スノービーチプロジェクト】

https://www.morihikari.jp/forest/17/#f03

👆クリック

『雪上間伐』に参加させていただきました。

 

参加目的は、

・大工の営む建築事務所として、暮らしを見据えた住宅を設計、提供する為

・社会の仕組み、山の仕組み、物の流れ、循環を知りたい、目で見たい、体感したい

・施主と私たちのみならず社会や環境にも、将来にも継続できる仕組み作りがしたい(そんな活動に微力でも協力したい)

 

そんな理由からです。

 

 

 

 

スノービーチプロジェクトとしての今回の『雪上間伐』の意味、目的は、

【間伐】森林の茂り過ぎた混みすぎた樹木を間引いて間隔をとり育成を促す事。これによりまんべんなく光があたり風が流れます。隣合う樹木とぶつかり合わずに伸び伸びと成長します。

【雪上】残雪がある事で伐採した木を運びやすい。残雪がある事で地を傷めない。春になり雪がなくなっての作業だと新芽を傷めてしまう。

既存の樹木の育成を促し、これから育ってくる樹木にも配慮した時期、という事が『雪上間伐』の意味、目的との事です。

 

 

 

 

2020。

川見建築としての意識、課題で『未来、次世代、持続』があります。

私たち川見建築が存続する事、施主によい物を提供する事は絶対条件とした上で、更に『未来、次世代、持続』これらの意識が強く強くあります。(一刻も早く皆んなで未来の為に動くべきと思います。成果が出るのに数十年単位の時間を要するから)

それらの実現に繋がる活動として今回参加させていただきました。『スノービーチプロジェクト』の皆様ありがとうございました。これからも私たち川見建築にできる事をコツコツさせていただけたら嬉しく思います。

 

 

 

 

伐採動画(音量注意)👉IMG_7386

 

 

新潟大学の先生がおっしゃってました【この活動は100年後にいきてくる】。若い学生さんも参加しておられます。皆さん自分だけ良ければいんじゃない。未来を見てるんだな、凄いなと感じました。

私たちは縁あってこのブナと出会い、惚れ、参加させていただいております。

この材の良さを一人でも多く届けれるよう本気のものづくりをしていきたいと思います。

 

その結果、川上〜川中〜川下みんなが喜ぶサイクルが安定してできたら更に

最高です!

 

 

 

kawami kenchiku

 

 

 

余談

私たち川見建築の理想は、構造材〜下地材〜仕上げ材まで【生産地・生産者】がわかる材を使う事。そしてその生産が環境や社会にどんな影響を与えているかを知って使う事。もちろん今よりコストは上がります。身体に良い、環境に良い、安心なものにはお金を払うべきです。それは未来の子供たちの笑顔に繋がります!(子供だけに限りませんが、しんどい人を見るのはこっちも苦しくないですか?今だけ良い物を選択し続けると未来の人たちの苦しむ顔が増えるかもしれませんよ、、)

極端になんて無理はできません。できる事からで良いんです。そこへ向かってジワジワと進むだけです。

 

 

 

 

余談②

私事ですが2年ぶりくらいに雪山に入りましたがやはり良いですね。

自然を教えてくれます。気持ち良さや厳しさを教えてくれます。 生かされているんだなと感じます。 

 

山へ入るようになって今の自分ができた。

「知る」事で自分の行動は変わってくる。行動によってまた新しい「知る」が生まれる。これからも全てがより良くなるよう動いていきたい。