大工とつくる家。川見建築

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新潟市リノベーション工事⑬。(色)

 

 

kawami kenchiku

 

リノベーション現場は追い込みの中の追い込みでございます。

 

このタイミングになると、最終仕上がり(完成形)の箇所がどんどん増えていきます。

 

机上でのイメージがカタチとして目の前に現れてきます。

百戦錬磨の職人たちでさえ、仕上がり面を見ると目がキラキラしています。私がいちばん楽しんでおります。笑

 

狙い通りいった箇所もあれば、

イメージと違って「そっちいったかー(汗)」みたいな箇所もありますが、微調整でまとめていきます。

現場は生き物。

こちらでコントロールしているようでも、現場の反応に受け身になる事もあります。

これも建築の難しさと面白さを感じる、「醍醐味」でございます。

 

時間をかけております、一棟入魂でございます。

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

 

 

色。楽し気持ちいい。

 

奥まった壁や収納スペースの壁・キッチン裏で、物や道具が増える壁、それらサブ的でメインにならない壁に色を入れました。

お子様の多いご家庭。チラッとでも目に入る色が少しでも楽しさや気分が上がる方に作用してくれたらと思います。

 

 

 

 

 

陽の光や照明の陰影でできる表情も意識しているところです。

枠や棚の見付け(幅・厚み)とチリ(出幅)で影の出方が変化します。

いちばんハマるところを探りながら。

 

 

 

 

 

夏の終わりと重なり現場も終わりが近い。

 

 

 

集中は切らせませんが寂しさを感じます。

 

 

 

ラストスパート頑張るぞー

 kawami kenchiku